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イタリアの祝日 12月8日って何の日??

イタリアの祝日は宗教上のものがほとんどですが12月8日は『L’immacolata Concezione』(インマコラータ コンチェツィオーネ)「無原罪の御宿りの日」です。

聖母マリアが罪無くして母アンナの胎内に宿り生まれた、という意味で、アダムとイヴから受け継げられる原罪、その汚れを一切受けず母アンナの胎内に宿った時から無原罪の存在ということをローマ・カトリック教会の正式な教義として1854年12月8日に定められたことから、この日を「無原罪の御宿りの日」としています。

イタリア人家庭ではこの休みにクリスマスツリーを部屋に飾ったり、Presepe(プレセーぺ)[キリストの誕生の場面を再現した模型]を出したりします。例年この日からクリスマスマーケットが開催されたり、プレゼントを買いにお店が賑わい出します。

他のヨーロッパの都市、北欧やイギリス、ロンドンは9月頃からクリスマスカードが店頭に並び出すのを見たことがありますが、9月のイタリアはまだまだ夏。本格的に寒くなるのは11月に入ってからなので街がクリスマスイルミネーションで満たされるのも近隣諸国から比べても遅いようですね。

Marika

イタリア在住15年 北海道生まれだけど寒さに弱い 海と旅行とトラットリアが好き ワイン好きが功を奏しイタリアソメリエの資格を持つ

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